惑星詩篇 1/4

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惑星詩篇



  正 午

砂の昼を歩く
存在にとって
遥かな
彼方の夢は不可欠なもの
乾いた河床に降り
夢を通じての夢であっても
存在をみじめな
耐え続けるものに変えはしない
なぜなら
ここであること
今であることを知るのは
彼方によってなのだ
宛名のない手紙は探している
〈外部はすでにある、ワタシとは、内側を作ることによ
って、外部を受け入れるもののことである、さらに内部
を失うことによって、外部となるもののことである、ワ
タシはすでにあった、アナタがあったように……〉
本当は輝かせる
名前を
心に眼を掘り込みながら
彼方を
星を見るのは
不在であるはずがない
その目によって
あるいは耳、皮膚、セックスによって
黒い板の表に
火傷は現前するものとなった
水性の太陽
我らの生命を超えて
我らの位置を浸すために
あなたの正午は届き続ける
不幸なことだ
あなたの愛が証明されるのは
存在が立ち去った後の部屋