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12月31日

 イヤホンジャックから突然音が消え、その後、PCにイヤホンジャックを差し込んでもPC本体から音が出っぱなしなどの状態。イヤホンで聴くか、PCのスピーカーで聴かの二者択一になったり…悪戦苦闘の末、再生デバイスVIA HD Audioの更新(このコマンドにほとんど偶然のようにたどり着くまでが長い道のり)で修復。新しい再生デバイスはVIA HD Audio(Win10)と表示される。Win10がRealtekのサウンドデバイスを排除したとは聞いていなかった。修復直前、再生デバイスに別口のヘッドフォンのアイコンと機能が加わったが、修復後はそれが自然消滅のもよう。

 雨どい掃除の仕上げ。ポテトサラダ。大根の漬物(粉末の漬物の素) 年越しそば(鶏肉) gaccoの講座終了。


12月30日

 06年のテレビドラマ「アンフェア」全11話。子役の向井地美音(当時7~8歳)は失声症の設定だからセリフはないが(最後の見せ場にかすれ声で一言)表情としぐさで活躍、しばしば筆談の場面があり、ペンの持ち方がしっかりできていて気持よく。現在AKBのメンバーだとか。またこのメンバーには子役で活躍したひとが多いのだとか。


12月29日

 慰安婦問題で日韓合意のあと、安倍は記者団に「子供たちに謝罪し続ける宿命を負わせるわけにはいかない。その決意を実行に移すための合意だ」と語ったとの報道(28日)。前段はお気に入りらしい、うすらトンカチなセリフのくりかえし。後段は自分と他人の区別がつかない者の世迷言。《責任を痛感しているのは自らではなく、日本政府》(東京)《米国は日韓両政府に対し、合意に至った場合は最終的な妥結とするよう、水面下で強く求めていた。》(朝日)米は対中戦略上日韓の協力が必要と認識、双方に指示。

 フロの湯を冷めないようにする保温シートなるものがあるね、アルミなんかが貼ってある、あれもいいけど、フロ釜の穴については皆さんどう考えているんだろう。熱する場所は、冷ます場所でもあるんだ。湯が沸いて釜の役目が終わったら、早々に釜と浴槽をつなぐ穴をふさぐ、フロにつかってからにしてくれ、やけどをしないように。時間が経てば湯船の湯が冷めていくのは仕方がない。しかし釜は釜だけで冷えてもらう。あっちとこっち、湯水を流通させない。2穴のフロのばあい、下の穴をふさぐだけでも保温の効果がちがうぜ。


12月28日

 Windowsの新規バージョンアップ(のせい?)で、ソフトがアクティベーションコードを入れろと命じてきた。eLなんとかの、いくつものソフトの使用許可を一ヵ所でまとめるというそのためのソフトも新しいバージョンに替えろとか、こんなことで時間を浪費させるなんて…。 ったく(と、こう表記するんだな)


12月27日

 テレビドラマの『下町ロケット』が評判なようだが、台本も演出もからきしダメで、3話ぐらいまでは、モノづくりのようすに興味があってネットで観ていた。顔の中心だけで、いきんでセリフをいってる落語家、立川談春(かれの演技が評価されていたりする)。モノづくりに秀でた連中が子どもっぽくそろってガッツポーズをするさまなど、がっかりさせられる。たとえば吉川晃司のショットで、いい男っぷりをくりかえし強調するようなカメラワークにもへきえきした。けれんを絵に描いたドラマ。(歌舞伎の演出で使われた「けれん」に、もともとはあざとい意味はなかった。)


12月26日

 《実にくだらん。武士道の「主君のために命を捧げる」の部分だけを換骨奪胎して「天皇のために死ね」と武士道に関係のない国民にまで強制したのが戦前の日本ではないか。そんな汚れた思想を日本全体の美徳みたいに言う連中は拒否しなさい。》(烏賀陽弘道 Twitter)


12月25日

 世間はクリスマス。人殺しのベイツのモーテルでも、恋人を殺されたサムの金物屋でもクラシック音楽が流れる。「サイコ」を読むのは3度目か。文庫はぼろぼろだ。


12月24日

 地代届ける。MIDIキーボード着。2オクターブしかない、初めてのミニ鍵盤だが、タッチは軽くもなく重くもなく、弾きやすい。オートリアのキーボードは粗末すぎたが、こちらははるかにしっかりした造りになっている。あまりめんどうなことはしたくないと思いつつ、バンドルの音源が2700音色で、またぞろ…。DTMに音源追加。


12月23日

 3万円を1200万人の高齢者に配るのに、市役所などの事務費が234億円かかる。
 ひとりに3万円配るのに事務費が2000円。

 ツイッターで強気に(みんな強気で、はた目にむなしい)政府批判している人物が、仰天のつぶやき。「デマは、出まかせの略だと思っていた」。


12月22日

 KORG USB MIDIキーボード microKEY-25 Amazon発注。TimeサービスとAmazonのクレジットカード加入でついていきたポイント2000円分を使うと、もともとの価格の3分の1だ。


12月21日

 箪笥1棹ほぼからになる。ばらして捨てるつもりだったが、オシャレな机や、キーボード用の台、あるいは本棚などに作り替えることができそう。


12月18日

 畑、生垣の波板取替え。


12月17日

 システムデフェンダーが功を奏したか、午後になってFTP機能回復。


12月16日

 FTP不調で、HP記事UPに支障(別の2サイトにはFTP使用可で、日録はスムーズにUPできる) SSLの一時無効化を奨められたが、方法不明。


12月13日

 近所から大根2本、白菜1株頂戴する。白菜はスーパーなどでは得られないパリッパリの新鮮さ。


12月12日

【けさの戯言】
 《腐敗度が低下して、懸念している》  ツイッターより
 どこかの警察の腐敗レベルをいっているのだが、これでは腐敗が深刻になることを期待していることになる。(じつは警察がテロ防止に役立てようと腐敗菌を育てている)


12月11日

 丁海玉『法廷通訳人』(ドキュメント)届く。タイトルは筆者本人の仕事。ジャーナリストではない良さというものがあるかもしれない。並製245頁。本体高め1800円。本文用紙はいいものを使っている。港の人刊。
 私にとって価値のある1冊だが、どのように価値があるかはここ(日録)には書けない。必要があれば著者本人に報告するけれど、公表することがらではない。ここのところが本来の「日記」とは異なるんだな。日記文学またはそれに類した創作では、読者を意識したとたん色褪せる。読者を意識せざるを得ない場合でも、それをかくして表現するテクニックが要る。


12月10日

 サイトGaccoで「Jポップ・デジタル作曲法」受講開始。作詞に関しては半世紀前に知った話を改めて聴いている。母音の重要性など、げんざい歌ものを作っている作詞作曲のアマチュアの多くが気づいていないか、もしくは無視していることども。

 吉行「男と女の子」は、出版社へアルバイトにきた16歳の中村メイコがモデルだったとのこと。中村メイコ自身のエッセイ。吉行に娼婦街を案内されたときは、あんパンを買った袋、目の部分あなあけて頭からすっぽりかぶせられて歩いたとか。


12月09日

 日頃のつづき、梅の木の剪定、折りたたみノコ購入。雨どい掃除は半ばまで。

 楽曲投稿サイトMuzieのランキング(直近日数限定)の上位がこの何年か不動であきれているのだが、たまにゃ疑問をぶつけてやるかと、サイトへメール。同じ曲が何年も、同じような再生数で居座り続けるなんておかしいじゃないか(メールはもちろんこんな文面ではない)。ポップスとインストゥルメンタルのランキングで、同一の作曲者、いずれも1週間だかの再生数が三百何十かで、三百を割ったことがない。このひとはこれ以外の新曲を出していない。彼女以外の再生数はといえば60とか70とかで、こちらはまあ真っ当な数字だ。Muzieはエイベックスが運営しているのだが、以前は下請けみたいなのが運営を任されていたらしく、これは投稿曲の再生数水増しがあからさまだった。エイベックスが直接運営するようになってから、再生数がガタ落ち。投稿の第一日目に三ケタの再生数が出るのがめずらしくなかったのが、いまや良くて40、50。数日たっても一ケタ台というのが続出だ。つまりサイトは操作なしの数字を出し始めたわけだ。注目のランキング、なんてコピーで言われても、ランキングに疑義あり、サイトとしての見解を伺いたい。回答はたいして時間をおかず届いた。内容を公開するのは禁じられているから書かないけれど、対策を講じたいとのことである。

 夜、野坂昭如氏が亡くなった。合掌。


12月08日

 《民の声載せて新聞今朝も来る》東京新聞「平和の俳句」
 朝っぱらからなさけない。


12月07日

 『面白半分』臨時増刊号《とにかく、吉行淳之介。》に立原正秋のエッセイ。
 立原氏から手紙をもらったのは40年以上前ってことか、などと…。


12月06日

 Studio One、MIDIキーボードが簡単につながった。サックスの新音色、エフェクト発見。


12月05日

 《戦争をしちゃいけないなんて子どもでも分かるよ》
 東京新聞「平和の俳句」の選者のひとり、いとうせいこうは書く《(略)この字余りが「一番自分の気持ちに合っている」とのこと。あふれる気持ちが確かに伝わる。》
 わがままなこどもと、無責任なおとなのじゃれあいか。これを俳句として選ばれた中学2年生は、こんご、どんな文学的な日々をすごすやら。


12月04日

 贔屓のひとが監督した映画を、女優が「予告編がすでに素晴らしい」なんて持ち上げているが、予告編がつまらなくてどうする。(GyaO!が提供する映画には、子供だまし、詐欺まがいのキャッチコピーがあるけど。邦題の付け方もセンスのないのが目につく)
 強風をついて「房総のむら」へ。


12月03日

 Studio Oneの音源をインストール。これも時間がかかる。

 菅直人が安倍晋三を訴えた地裁判決「海水注入を中断させる振る舞いがあった」という不可思議な表現で管敗訴。中断させた、と主張しているのが安倍(ブログで管を批判、最近この記述は削除された)


12月02日

 フリーソフトStudio Oneのデザインがいい。エフェクト機能も扱いやすい。楽譜の表示、楽譜での制作については…? 既成のMIDIで音を聴く。


12月01日

 箪笥1棹をカラにできるメド。



11月30日

 ・気がつけば、外付けHDに散文、散文の書きかけが、けっこうな量あって、これもゴミか。「散文のゴミ屋敷」の態…といえば、すべてがゴミだ。
 ・竹林から古い竹をもらってきて庭の水道の排水管に。
 ・60センチ水槽を家の裏に移動。
 ・今日こそは何冊かでも捨てなくては、とたまたま手にしたのが野坂昭如『エロとぴあ』。未読で、読みはじめたらやめられぬ。
 ・フリーのDTMをたっぷり時間をかけてダウンロード、インストールしたが、使い方がさっぱりわからぬ。楽譜で作業ができなければ削除するほかない。
 ・インスタントコーヒーは安物に逆戻り。
 ・なんとか工房という名前がついたピザのうちの1品がマイブームになりつつ。  ・FFFTPを使い始めて(HPを設置して)9年たつのに、FFFTPのホスト・ファイルの表示を日付順、逆ソートにすれば、いま訂正した文書なりがいちばん最後に表示され、サイトにアップするのに便利なことに、今ごろ気づいたのである。これまでファイルネーム順の表示にしていた。元から日付順、逆ソート表示の機能があったかどうかは不明。


11月26日

 HPに出していたエッセイを整理していて、テレビを観なくなってから7年たっているのがわかった。2008年の大相撲9月場所の途中で、テレビが終わった。あれから7年というと、まだそんなもんかとか、もうそんなにたつのかとか、思いが交錯する。テレビもラジオも新聞の番組表とは縁がなくなったが、テレビの視聴者の投稿欄はよく読む。番組にケチをつけているのをおもしろがっている。ああ、こんなことまだやっているのかとか、観ないでよかったとか、いっしょになってくさしている。

 サーバーのドメインの中の表示文字列が原因不明で入れ替わっていて鰐組が表示できない。サイトの指示で修正したが、復活するまで数時間から一日かかるとか。サイトへのUPなどはできる。

 《ツヴァイクの『マリー・アントワネット』(上下巻)を読むのなら絶対に「中野京子訳」をお薦めする》ツイッターより。


11月25日

 【写真】マサキの葉を食むツチイナゴ。
 日本に分布するバッタ類は卵で越冬する種類ばかりだが、ツチイナゴはライフサイクルが丁度半年分逆転しており、成虫で越冬する。(wiki)


11月24日

 この2、3日、35年前に発行された『面白半分』臨時増刊号《とにかく、吉行淳之介。》を読む。

 そしてツイッターを覗けば → パリの同時多発テロで130人が殺されたが、シリアでは4年半で25万人以上もの人たちが殺されている。平均すると毎日150人以上が殺され続けていることになる。シリアではパリのテロと同じことが毎日起こっていることになる。
だが日本では誰もさわがない。


11月23日

 BGMのサックスにひかれて繰り返し観た映画『幸せのレシピ』について検索したら、これはリメイクされているもので、最初(2001年)の映画の音楽担当を見てびっくり、キース・ジャレットが加わっていた。以下Wikiより《『幸せのレシピ』(原題: No Reservations)2007年のアメリカ映画、スコット・ヒックス監督。2001年のドイツ映画『マーサの幸せレシピ』のリメイク作品。


11月22日

 21日「軽率…深く反省」橋本昌釈明会見(東京新聞・茨城)。あとから何とでもいえる釈明「発言すべてに問題ないといったのではない」。


11月21日

 18日に開かれた茨城県総合教育会議で教育委員・長谷川智恵子(日動画廊副社長、笠間日動美術館副館長、71歳)が生まれてくる子どもの障害について問題発言。19日発言を撤回。20日教育委員辞意表明。県知事橋本昌、会議後長谷川発言に「問題ない」と答えたが、19日深夜、「問題ない」との発言を撤回する旨のコメントを県HPに。
 【写真】オニユズを使ったキャンドル。


11月20日

 出版社を名乗って、詩をお書きになる……と当方を確認してきたところで、電話の内容が読めた。どこそこの大学の何某という助教授からの推薦がありまして、とはじまって(名前を訊き返したが、覚えがない)美術誌で与謝野晶子の特集をする、それに詩を書かないか。与謝野晶子は好きですかなんて変な質問をするので、きらいですと答えるほかない。超有名どころの作家・歌人の名前を交えて雑誌の宣伝を長々と語り、なかなか掲載料のことをいわないのでしびれを切らし、こちらから参加費はいくらか尋ねた。9万いくら。それだけ出せばちょっとした本ができちゃうよ。ま、そうですが。水戸黄門の印籠を出すみたいな気分になって、ワニ・プロダクションというケチな出版社をご存じないか、と訊いた。あ、聞いたことあります。おれがそれの…。あ、それじゃ、と話が終わりそうなのをひきとめるように口早になって、ついこのあいだも同じ話が友人にあって相談されたんだけどね、おやめなさいといっておいたよ。あ、そうでしたか、ってなことであった。

 大阪維新の会幹事長・松井一郎の朝日批判「職員アンケート調査で7割の職員が咲洲庁舎からの撤退を望んでいるとされていますが、職員労働組合のアンケートに回答したのが知事部局職員の1割程度であるので、全体から見れば7%の意見が撤退を望んでいると記事にすべき…」
 統計の基本をもういちど。


11月19日

  ポテトサラダに入れるキュウリを買うのに、ちょっと迷ったが1本だけにした。サラダ以外にに食べ方はあるけど、食べ残して冷蔵庫に入れたまましなびさせてしまうことが少なくない。
 不規則な日々が続いたせいか、めまい。痛み痒みよりいやなものだ。10時間も寝るのは寝過ぎだろうとひとに言ったばかりだが、それぐらい寝ていたい。

 日録に文章のまちがいが多い。


11月17日

 オニユズ、皮ばかりが厚くて、中身は驚くほどちんまりしたものだったが、ことしはややあたりまえの実が入っていて、味もなかなか。アゲハ類に来てもらうために植えた樹だが、チョウがさっぱり来なくなって、産卵もなく、実もことしは数個しかならず、ユズ湯に使うよりは酸味をたのしむか。もっともユズ湯は皮だけで間に合うのじゃないか。


11月15日

 市役所から「墓地に関する市民アンケート」届く。基地に関する…と読み違えるような。25歳~74歳の市民から無作為に2000人抽出とある。貧乏くじを引いた。B5、12ページ、設問44。墓地までの距離なんてのがある。寺に払う管理費などに不満はあるが、いちいち答える気にならぬ。このまえは、健康診査を受けていない者を対象にしたアンケートが届いた。あれには答えた。選択肢にあるとおりに、《受けない理由》出かけるのが面倒くさい、《これから受診する予定は》ない、などなど。

 《憲法学の大家の名前も知らない首相と、愛読書がマンガで漢字も読めない副総理がツートップ》日刊ゲンダイ。


11月14日

 パリ、同時多発テロ(現地時間13日)


11月12日

 音源ソフトの作動で、アクティベーションコードを入れろだの、問題あり。eLisencer Control Centerにかかずらっていたら、インストールされていないソフト(キューベース)のアクティベーションコードがヤマハから送信されてくるというオチがついた。怪。


11月11日

 半年に1度の水洗のフィルターの掃除、風呂釜洗い、済み。


11月10日

 先日(もう3週間、4週間も前になるか)発達障害、統合失調症の女性が自らそれとは知らず結婚し、こどもを設け、職を失い、あれとこれとを同時に行うことがかなわない女性は、そのせいで夫になじられ…貧困きわまり、という話をネットで読んだ。離婚後、自分が病気であることを知ってそれなりの心得を知り、こどもに「ひとつのことだけ言ってね」と頼めるようになったとか。ドメスティック・ハラスメントに及んだ夫だったが、救いは彼自身が警察に妻子の保護を願い出、離婚にふみきったことだ。つまりは自身のこれ以上の過ちを食い止める方策でもあったのだが。娘ふたりと女性は風呂にも入れない生活を送り、やがて施設に入る…。風呂で下の娘がいう「おねえちゃん、これでいじめられなくなるね」。

 小川洋子の新聞エッセイに打たれて、このことを日録に書きとめておこうと思いながら、記事を切り抜いただけでものせず、一か月が過ぎている。中野京子の文章についても同様。

 win10の予約をしているにもかかわらずマイクロソフトからの「通知」がなくてしびれを切らし、DTMソフトなどをいったんPCからはずしてWin10をアップロード。いまのところおかしくなったのは音声だけ、これは以前にもあったことでソフトASIOの再アップロードで解決?


11月09日

 詩篇「誤字の蜂」。詩篇「黄いろい溺死」(10月25日)


11月08日

 7日、布川事件再審無罪の杉山卓男さん死去。67年の事件発生から44年間の罪人扱い。無罪宣告を勝ちとったあとの、たった4年の人生。


11月07日

 マイナンバー通知書、受け取り拒否。


11月06日

 「本なぞ読まないでしょう」もとより相手を傷つけるための問いではない。「私は、本を全く読まぬタイプの人間もあってよい、とおもっている」と吉行淳之介は書き加えている。「それが、よく読むんです」「どんな本を読みました」たたみかける吉行に答えて「モーパッサンの女の一生」。「モーパッサンが出てくるとは、おもわなかったなあ」。回答者は「恋は神代の昔から」がヒット中の当時21歳の畠山みどり。(『変わった種族研究』角川文庫 1985 より)


11月05日

 ちかく後ろの丘に剪定が入るらしい。伸び放題の銀杏をばっさりやってくれるのを期待。雨どいがふさがれるなど大量の落ち葉の掃除から少しでも解放されるよう。

 全紙衆的刊行物について。「部外者から見ればモッタイナイとも、さらに言えば恥知らずな「いとなみ」とも思えるシロモノも無いわけではない。いかにゼニ=自費を注ぎこもうと(略)」「かつては存在した、詩人ならではの社会的怒りや抵抗を、懐かしがらせるようなユルさなど必要はない。」結びがユルい表現になってしまったきょうの東京・大波小波。


11月04日

 予兆のみの痛風。


11月03日

 復元された(民家の)門塀。新聞は「龍ケ崎の新名所となるか」と書き立てたが、神社の裏手、カメラを向けるのも恥ずかしい、とってつけたようなたたずまいであった。


11月02日

 古い文庫をすてなきゃなあ、とそばにあった大江健三郎の何か、これは捨ててもいいんだが、次に目にしたのが吉行淳之介の文庫『変わった種族研究』で、初めて目にする。弟の遺品だ。で、読み始めた。


11月01日

 ひさしぶりに「作曲」の本を開いたらさっそくヒント。五音音階とテトラコルド。ド・ファ・ソ・ドの、ドとファのあいだ、ソとドのあいだにそれぞれ1音入れて5音階にし(いくつものパターン=スケールができる)それでメロを作ってみる、など。



10月30日


10月29日

 メダカ稚魚1死(1.5cm) 常総から返信。常総へ見舞。


10月28日

 常総から返信。常総へ見舞。海水でもなく淡水でもない第三の水、海水魚、淡水魚が共棲できる「好適環境水」について。海水の成分60種余りのうち数種の成分で可。


10月27日

 《ようやくかなった釈放に、記者会見では「息子と両親に会い、娘のお墓に報告したい」と涙と笑顔をこぼした。》東京新聞。こぼれたのは涙と笑みだろう。「どうか私を、娘を亡くした悲しみに暮れる普通の母親に戻してください」青木恵子元被告が高裁に提出した上申書(4月)。


10月26日

 水槽用砂利(大磯)。大阪・女児死亡火災、無期懲役刑の母親などふたり刑執行停止、20年ぶりの釈放。


10月24日

  60cm水槽用濾過機購入。メダカの稚魚5匹は、成長の度合いに大きな差があるが健在。常総へ手紙。


10月22日

 年金の運用で10兆円もの損失(運用損。7~9月期)が出た件でフリージャーナリスト田中龍作氏のジャーナル記事。(21日付)
《厚労官僚からはア然とした答弁が返ってきた。「これまで投資不適格なものには制限をかけてきたが、制限を外したうえで柔軟に運用してもらう」と言うのだ。ものは言いようというが限度がある。》
 答弁に聴き手が唖然としたのであって、官僚が「ア然とした」のではない。


10月19日

 利根町、利根浄化センター。構内を自由に散策できる。子供だけの立ち入り、犬の散歩は禁止。


10月18日

 ことし国勢調査きましたか。訊くと、町会役員は顔の前で手を振り、あんなもんこなくていい、だまってる。


10月13日

 映画『カルタヘナ~陽溜りの絆~』2009 仏。ランボー、ポンジュの詩の朗読とナレーション。ポンジュ「水について」(エンディングでの主演女優のナレーション)字幕は、手持ちの翻訳詩集より、平明で、かつ日本語として優れている。字幕での文字数の制限がかえって良い効果をもたらしたのかもしれない。

 水は白く輝き、姿を変えず、冷たく、受動的で、唯一の欠点に固執する。この欠点を満たす特異な才能がある。迂回し、しみ通り、侵食するのだ。
 その欠点は自らにも作用し、絶えずくだける。いかなる形をも拒み、ただ頭(こうべ)を垂れ、地面に腹ばいになる、屍(しかばね)さながら、修道士のような姿で。
 水は常軌を逸している。おのれを支配する重さだけに屈するという―異常な欲求ゆえに。(以上、映画での全文。句読点は任意)

 阿部弘一訳『物の味方』(思潮社)では、ここでのおしまいの部分が《水は気狂いなのだ、とさえいえるだろう。まるで固定観念のようにもっている、自分の重さにしか従うまいという、水のヒステリックな欲望のゆえに。》となっている。こちらでは主語「水」が惜しみなく使用されている。


10月10日

 10月のツクツクボウシ。


10月09日

 文部科学省が6月に出した国立大の人文社会系学部の見直しを求める通知について。元高校国語教師・馳浩「国語力の問題だと思う。単文と複文とをごっちゃにして書くとああいう文書になる。私が国語の教員だったとしたら、あの文書には32点ぐらいしかつけられない。」32点という採点。「見直しの方針には変わりない」


10月08日

 邦画『おれはまだ本気出してないだけ』2013 堤真一。


10月07日

 ヒマラヤ周辺で新種200発見のニュース。世界自然保護基金(WWF)による報告。過去5年間(2009~2014年)の各分野での現地調査を総合したもの。地上を歩く魚(地上で数日生きられる。地上を数百メートル移動できる。凶暴な性格から、Fish(魚)とGodzilla(ゴジラ)を合わせた「Fishzilla」という異名を持つそうな。新発見で異名というのも、なんだかなあ)。ほかに、くしゃみをする猿、青い眼のカエルなど。
 このまえは深海で新種100種だとか‥‥プエルトリコ海溝だった。

 「いま、総理大臣賞とか文部科学大臣賞とかほしい人(どんな部門でも)挙手願います。もちろん安倍だの馳だのの名前が入ってます。それでもよければ。」<未来へ挑戦>の空疎内閣改造。


10月05日

 『鰐組』(当サイト)サーバー満杯。無料の別サイトを利用しつつ‥。


10月04日

 IS、3日、バングラデシュの日本人Hoshi氏66歳殺害。(ハシナ首相はISの関与を否定=5日報道)


10月02日

 機体10cm、回転翼12cmの超小型ヘリ、ノルウェーの会社が開発。1機1千万円。秒速最高5メートル、25分飛行、映像送信。日本も虫、小鳥大の「飛行体」を開発する動き。


10月01日



9月30日

 筑波山。写真は一枚も撮らず。十月桜満開。


9月28日

 メダカの大量繁殖確認(龍ケ崎市××町)


9月27日

 サナギ化直前まで育ったナガサキアゲハ、高気温対策をしくじって死なせた。


9月24日

 夕方の安倍のしらじらしい記者会見を聴きながら、《あのかた》の発言「200回以上、成功した」を思い出した。いわく100万人(雇用の増加)、1億総活躍社会…。
『GuANZE』3分51秒。


9月23日

稲敷市古渡(ふっと)

 旧小貝川(三日月湖)で4歳女児水死のニュース。どんなボートを持ち込んだのか不明だが、レジャー用の椅子に2歳の長男と一緒に座らせて釣り。こどもはふたりとも落ち、長男は父親に助けられた。女の子が川底から見つかったのは3時間後。


9月22日

メダカ 稚魚 約4ミリ

 『Paper fish』3分56秒(コード進行「百年の蝉」)


9月21日

手賀大橋


9月19日

 きのう午後から午前1時過ぎまで、国会中継ツイキャス。安倍内閣不信任決議案、民主・枝野幸男、1時間45分を超える討論、聴きごたえあり。ほか同・小西洋之、同・福山哲郎。山本太郎の4回の牛歩、1回め議長「あと2分」の制限、3回め「1分」の制限。安倍に喪服姿で反骨の合掌。記名投票段上での突然の発言(マイクなし)「(国会の)外の声が聴こえるか!」等、1分ぐらいか。

 「国民連合政府」をつくろうとの提案が、性急で、ひとり共産党のフライングに終わらなければいいけど。


9月18日

 強行採決で憲法テロリスト安倍、逃げ足の金メダル。


9月17日

  映画『キトキト!』。「姉ちゃん、母ちゃんに似てきたね」と弟に言われてふりかえった姉(平山あや)。弟は内面的なことを差してそう言ったのだが、ふりかえった微笑の平山あやが、母役の大竹しのぶに顔まで似ているように見えたふしぎ。感情移入のなせる業だと思うが、それも含めて映画の力。

 メダカ孵化、計5匹。


9月16日

 連日、朝から天眼鏡でメダカの卵のようすをのぞき込んでいるが、午後、あるはずの卵が見当たらず‥‥3匹、孵化。先日の3匹はすべて死んだので、こんどは首尾よく、と思い小さなエアレーション・ポンプとフィルター、「赤ちゃんのエサ」(なんたるネーミング)というメダカなどの稚魚用のエサを購入。

 地方広聴会(横浜)。公述人の弁護士、冒頭「前提として、これは慎重な審議のためのものですか? それともセレモニーですか?」


9月15日

 『Only the shadow of freedom』3分、フュージョン、ジャングル。

 中央公聴会。奥田愛基。


9月14日

 Gyao!『グッモーエビアン!』2017年、ワキでいい味を出している少女(中学1年生、トモちゃん役)はだれだろう、とおもいながら観ていたのだが、それが能年玲奈だった。


9月13日


9月12日

冠水したゴルフ場

 河内町、利根川河川敷のゴルフ場(ニッソーカントリークラブ)は全域水没。
【写真】ショベルカーの奥がゴルフ場で、高さ1メートルほど水が引いたあとの風景。低い木立は泥をかぶっている。ゴルフ場のさらに奥には大利根飛行場があって、飛行場へはゴルフ場のコースを横断するかっこうになる。駐機していた軽量機の一部は堤の外へ運ばれたらしい。あるいは別の飛行場(龍ケ崎飛行場等)へ避難するなどしたか。

 渋谷ハチ公前での山本太郎演説が秀逸。三宅洋平、喜納昌吉。


9月11日

 想田和裕「僕の乏しい経験からすると、テレビの生放送で「思ったことの半分も言えない」のはたぶん普通じゃないかと思います。僕自身は思ったことの半分以上を言えたことなんて数えるほどしかない。テレビの生放送での発言って本当に時間が限られていて、熟考が許されないんですね。」

 リアボックス新調、32L。
 『Mole's March』3分57秒。


9月10日

メダカ稚魚 体長約2ミリ

 県に大雨特別警戒情報、市の広報車が避難勧告。常総市で鬼怒川決壊。


9月09日

 Kenkoクローズアップレンズ№10とどく。経58mmで手持ちのニコン70mm望遠、OLYMPUS35ミリmacro、150mm望遠に利用可。

 メダカ、6粒ほど採卵。新規の容器(ありあわせのポリ容器)へ。土鍋のメダカは3匹孵化、1匹生存。

 人を笑わせようとして「ニュージーランドにも略称を」とのツイッターがあったが、すでに漢字表記があるのだし、とうぜん略称もある。それを知ってか知らないでか提案された略称はだれでも思いつく漢字で、まあ、笑いはとれぬ。ニューのつく国名はほかにニューカレドニア(フランス領、独立派による名称はカナーキー共和国)があるが、ウィキペディアにも情報がほとんどない。しかし、別サイトで「世界一のサンゴ礁」とか「天使のエビ」とか、底抜けに明るい子供たちの写真とか、ささやかながらが紹介されている。情報過多でよごれるより、ずいぶんましで、いっそう憧憬の念をかきたてるだろう。ひきかえ「日本はすばらしい」ふうな自己顕示が一部であらわになっていて、むなくそわるい。自己顕示にとどまらない、例の自称「世界一の安全基準」はウソっぽいし、「《自称アーティスト》じゃないんです。《アーチスト》なんです」と自称(!)していた変な女なみ。


9月08日

 東京新聞コラム。「SEALDs」の表記について:東京、初出「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ」、二度目以降「シールズ」、朝日「SEALDs」にシールズと横ルビ、毎日と産経「SEALDs(シールズ)」、読売は「探しましたが見つけられませんでした」。いかにも大本営新聞読売らしい。

 東京新聞「わたしの夢」らん。小学1年生のおんなの子かな、名前が幸と書いてみゆと読む。「わたしのゆめは、いしゃになることです」という書き出し。注射が大嫌いで、赤ちゃんのときからよく泣いたんだそうだ。ところが、《(略)ある日、ちゅうしゃにいったとき、先生がやさしいことばでわたしに「あっ」てこえをだしてごらんといった。そのしゅんかんちゅうしゃがおわっていた。わたしはびっくりした。「ちゅうしゃ、いたくなかったでしょ」と先生がわらっていった。(略)》この子は医者にも作家にもなれるかな。


9月07日

カラスウリ/雌花

 命はクズではないのだが、ワタくずのようなメダカの稚魚を糸くずまでの大きさに育てるのは、安直な考えではかなわないとつくづくおもう。手作業で水替えするのも乱暴で、ささやかでもしかるべき浄化装置を備えていないと、水替えのたびに稚魚を刺激してストレスを与えることになる。エサを喰わなくもなるだろう。こうしてせっかくの命が泡と消える。

 カラスウリの雌花をさがしにてのほとりを歩いた。すでに花が実となる季節、早々と熟している実もあって花はない。つぼみをひとつ、ようやくさがしあてたが、それがたまたま雌花で、つぼみはほぐれかけている。
 このまえは、数日オケに漬けておいたものがつぼみをふくらませたのだが、つぼみがほぐれだしてから20分ほどで開花した。はじめは庭の水道のそば、次に軒先のデッキにオケを移動して、ミニのスポットライトの光をあてて写真を撮った。今夜はつぼみがほぐれる時刻は同じく6時すぎ、しかし開花は非常にのんびりしていた。開花のようすをカメラに収めるつもりで部屋を明るくしていたからかどうか、開花のスピードの理由はわからない。さらにこれまで気がつかなかったが、今夜のものを見る限り、開花は五枚の花びら一枚が開き、それをきっかけにあとの4枚が徐々に開いていく‥‥。


9月06日

1  2  3

 【カラスウリ】 午後6時すぎ、庭のオケの中でつぼみがほぐれ、花全開まで約20分。
 1、2は花びらではなく、花びらの周囲に広がる網状のものがつぼみから覗いている図。1から2まで3分。2から3までにもささやかなドラマがあるが撮影は失敗。
 植物それぞれの開花はチョウの羽化にも似ているだろうが、カラスウリの花は形状からして、チョウの羽化直後の羽の展開に似たモーションが加わる。

 藤巻『コード作曲法』


9月05日

 あいかわらず小学生低学年の夏休み自由研究みたいだが、メダカ2匹め孵化。約2ミリ。マクロ撮影すると目玉以外は透明にしか見えないカラダが、色彩豊かであることがわかる。色素によるものか構造色のようなものかは不明。
 メダカの稚魚用のエサも売っているはずだが、数匹の稚魚のためにわざわざその気にもなれず、ただ、あたりまえのメダカのエサをこまかくするのに、スプーンの裏ですりつぶしたぐらいでは不十分なようで、さらに金槌でたたいてサラサラな粉にしてみた。
【写真】左:孵化したばかりのメダカ。右:土鍋の底の3日目のメダカ。

 むかし読んだ詩のような、あるいはこれから書かれるべき詩のモチーフになりそうなツイート。
 《国会議事堂は、微高地のエッジなので、近づこうとすると坂があり、集団活動しようとすると、あちこちの谷に分断されるようにできている。霞ヶ関、虎ノ門、赤坂見附、溜池山王などなど、議事堂周辺を移動する人は、それらの坂の勾配をたどることになる。その移動はどうやって観測されうるか。》Hiromichi HOSOMA


9月04日

 利根浄化センター(利根町府川)。


9月03日

カラスウリ/雄花

 直径20センチほど、高さ5~6センチの小さな土鍋に水を張って、メダカの卵を4粒入れておいた。卵は10日ほどで孵るとかで、ほぼ毎日、半分ずつ水を入れ替えてきた。
 だからボウフラなぞわかないはずだが、けさ、インスタントコーヒーを淹れるついでに水替えをしようと土鍋を持ち上げると、水の中に動くものがある。ボウフラかとおもった。2ミリにも満たないカラダは透明で、よくよく見ればメダカである。鍋の底を這うように、あるいは深さ半ばに浮いてとどまってはまた動く。両の眼だけがっ黒々ときわだつ。天眼鏡をかざして矯めつ眇めつ、まことにちっぽけな生きものを見た。こんなにもちっぽけなんだもの、そばに成長したメダカがいればたちまちえじきにされてしまうはずだ。メダカにやっているエサは3種類あって、いずれにしても微小なフレークタイプのエサをさらにすりつぶす必要がある。
 エサを撒けばただちにとりつくといった様子は見えないが、やがて、さっきよりも活発に泳ぎ始める。ミニ土鍋が、かれにとって広いとはいえまいが、さりとて狭すぎるということもなかろう。なにかの産毛みたいな、生まれたての赤ん坊のまつ毛みたいな生きもの‥‥しばらくはここで生きてもらうほかない。
 むかし金魚問屋で、ヒマつぶしに(ひそかに)熱帯魚を孵化させていたのを思い出す。エンゼルフィッシュ、スマトラ(テトラ類)を孵した。エンゼルは卸商品として、どこかの小売店に売った。親のエンゼルフィッシュはもともと商品、そして設備、エサなどすべて会社(店)のものだから、このわずかな収益(じつは赤字)も店の売り上げ。
 つづいて孵ってくれるかどうか、ミニ土鍋の底にはあと3個の卵が濃い灰色をしてころがっている。45センチの水槽からきのう採取したばかりの1個の卵は透明で、どこにころがっているか、ちょっと見にはわからない。


9月02日

 利根町、親水公園から少し離れた場所(水田、用水堀、芦原、竹藪)で、3羽の幼鳥をつれたキジのつがいを追っていったさきで、ギンヤンマ。


9月01日

 バイクカバー新調。D2。



8月30日

 議事堂前はじめ全国的なデモ。


8月29日

 『背中のコイル』3分27秒。


8月28日

 イージーリスニング『背中のコイル』DMajor3分27秒。


8月27日

 ナガサキアゲハ孵化、幼虫2ミリ弱。ほかに卵3個。


8月26日

 新曲。


8月25日

 27年産新米。


8月24日

 Aマイナー曲でのドリア、フリギア、エオリア旋法などによる裏メロ、リフの試み。

 大利根飛行場。


8月23日

 水槽の中でタニシが爆発的に繁殖、ガラス面や石に貼りついているのを見つけてはつまみ取っていたのだが、らちが明かない。2センチ強の大きいものはともかく、3ミリに満たないものもずいぶんいるようで、砂利を洗いながら初めはつまんで取り出していたが、きりがない。ふと思いついて、熱湯で処理することにした。砂利に隠れてシジミもいくつかいるので、これは注意深く砂利を探ってとりのぞき、あとは‥‥砂利のすべてではないが‥‥ザルいっぱいの砂利を鍋で煮た。
 案の定、煮なかった砂利の中に微小なタニシが残っていて、しかしこれはこれからガラス面や石に貼りつくのを見つけてそのつど取り除けばいい。
 ところで、シジミも砂にもぐっているときは出水管だの入水管だのを上にしているのだろうが、平べったいところにいるときは、やはりからだに上下があって、都合のいい体勢というものがあるのではないか。シジミのからだしくみがどうなっているのか知らないが、心臓もあれば腸もある、二枚の殻のどっちが上でもかまわないということはないのではないかという気がする。というのも、きょう水槽を見ていたら‥‥。
 水の入れ替えで砂利のない水槽に入れておいたシジミが、べろにしか見えない足を出して這い歩き、数センチの道のりだが、やがて水槽のガラス面にたどり着く。と、そのままガラス面を登るような格好になり、つまり、はすかいになって、からだが90度ぐらいになったところで、足を踏ん張ったのかどうか、ひょいとひっくり返った。それまで下になっていた側が上になるようにでんぐり返ったのである。それはいかにも、いま上になっている側がせなかで、これがあたりまえの体勢なんだ、といっているように見えたのだ。シジミはおととしぐらいに牛久の用水堀で掬ってきたもので、6~7ミリの白っぽい、若い貝‥‥というと全然成長していないみたいだが、まさか水槽で誕生した、ってことはないだろうな。

 わが食生活ではずいぶん長らく音沙汰なしだが、ホタテは形状からしてこれの上下がはっきりしていて、白くて平らなほうが下側、こちらを右殻、上にしているほうは左殻だそうだ。(ネット検索)


8月22日

 ひさしぶりにナガサキアゲハの産卵を見る。
 夕方出かけた利根町親水公園、隣接する野原に数百のシラサギが群舞、わずかな時間だが荘厳。


8月21日

 デッキの端、サッシの網戸でしばし羽を休めるジャコウアゲハ。(おそらく)みずからが羽化した場所(そこに置いた飼育箱)。以前は、家の中へ入ってくるジャコウを何度も。

奥成達さんが16日に死去、73歳。gui最新号に連載エッセイがなかった。

 ラジオの国会中継、たまたま蓮舫の質疑を聴いたが、安倍がまた野次、「どうでもいいじゃん」。山本太郎の質疑の揚げ足を取った安倍「ルールは横に置けない」。山本「憲法違反の法案は‥‥」とツッコミ。
 オリンパスにテレコンバータをつけっぱなしにしていたが、賢いやり方ではないらしい。しばらくはずして撮ってみる。


8月20日

 OLYMPUS E-30 午後一で到着、MDデッキのことがあるので配していたが、動作快調。バッテリー、チャージャー、取説。ストラップなし(中国製品発注)。


8月19日

 OLYMPUS E-30 中古、Amazonに注文。E-3をしばらく眺めていたが、重さで躊躇していた。E-30が現E-510よりほんのわずか重いだけなのがわかって即決。

 【倉敷女児監禁事件】検察論告「少女を狙って連れ去る方法をパソコンの日記に記録し、女児の自宅周辺を下見するなど計画的」。わいせつ行為はなかったが、「女児は心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負い、犯行は悪質」
 弁護側最終弁論「日記は空想にふけって書いた」「偶然見かけた女児を美しいと感じて、衝動的に連れ去った。被告は深く反省している」。
 空想にふけって、とか、弁護士、ダイジョ~ブ?

 山本太郎議員、安保法案が米軍事レポート(日本へのリクエスト)の「完コピ(完全コピー)ではないか」と怒りの質疑。中谷防衛大臣「偶然の一致」と不可解な答弁。


8月18日

カマキリ/幼体

【70年談話】 ウォールストリート・ジャーナル17日付電子版「真摯とは言えない謝罪」と題する社説を掲載。「おわび」の言葉を使って「過去の謝罪を繰り返したのは一安心」とする一方、談話が、日本の帝国建設を正当化する世界観に「歩み寄った」とも指摘した。
 英フィナンシャル・タイムズ17日付社説「最終的に過去の談話を明確に引き継いだ」とした。中韓が歴史問題を蒸し返す傾向も指摘したうえで、「アジアの平和を展望するために、過去に区切りをつける時だ」とした。


8月17日

 Win7のNECパソコンにWin10ダウンロード、アップグレードに2時間、最初のうるさい画面(ここからHP鰐組をひらくと画面が崩れており、音声パネルは表示されない)から逃れてIEに行き着くまで40~50分費やす。《最初のうるさい画面》はアイコンをデスクトップからインターネットのアイコン、黄色い鉢巻のない《e》を削除するだけで解決。


8月16日

 ビデオカセットゴミ出し。本、衣服の整理(廃棄)などなど。

 映画『ホテル・ルワンダ』。


8月15日

 午前、メダカすくい、30匹ほど。60センチ水槽へ。午後3時すぎの火事、龍ケ崎市大徳町あたり、近所の家と比べてもひとまわり大きな瓦葺二階家。二階の軒下から火を噴いていたが、やがて屋根がまるごと垂直に落ち、大きな炎が立ち上がる。

【70年談話】 ワシントン・ポスト14日付電子版「残念なことに安倍氏は謝罪を繰り返す気はなかった」としたうえで、談話は「批判勢力が恐れていた内容より、融和的だった」と指摘。集団的自衛権の行使容認という政策を支持する一方、「歴史認識を上書きする意図はないことを示すことが、より重要だ」とした。

 【写真 上】ニコンD70 Nikkor28-80 1/8秒 f/5.6
 【写真 下】ニコンD90 Nikkor70-300 1/60秒 f/4 ISO 800


8月14日

 ニコンD70、修理了(基盤交換、ストロボ部破損関連部交換、撮影素子上ゴミ混入などで分解清掃。AF、露出、精度点検器にて点検など)、修理1年保証。税込13,100。

 安倍70年談話、歴史教科書ふう文言の《朗読》に時間を費やす。反省、謝罪は自らの言葉で語らず、過去の内閣が反省、謝罪、それを維持する、などと遠回しに。

 先月15日以来、足に違和感なく歩けるように。

 作曲教材DVD、1か月半ぶりに復習再開。


8月12日

 映画『ギルバート・グレイプ』アメリカ 1973。知的障碍者を演じるディカプリオに演技者としての凄味。当時19歳(役は18歳の誕生日前後)、この映画で2つの助演男優賞にノミネート、受賞はならず。『ケープ・ファイヤー』でムショ帰りのロバート・デ・ニーロに誘惑される女子高生を演じたジュリエット・ルイスが、ここでも同じ独特なエロチシズム。

 邦題はいただけないが『強い絆』も見ごたえがあった。30代の姉妹の会話、所作のリアリズム。その父親に取り入る偽ナースのハネっぷり。


8月11日

アオサギ/稲敷市江戸崎


8月10日

 ここ数年、夏場の入浴剤は白元のバスキング《COOL》(粉末、安価)。近くのディスカウントショップで買うのだが、きょうは女店員に、そのメーカーにCOOLはない、聞いたことがないと自信たっぷりに言われた。処置なし。家にはまだ使い残しがある。ネット検索すると、製造中止か、在庫品のみで販売終了とか。

 身辺で明らかなこと、ジャコウアゲハの羽化率の低下、ノシメトンボ(クルマトンボ)の激減。


8月07日

コスモス


8月06日

アオスジアゲハ


8月05日

ぬけがら/蛇沼公園


8月04日

赤いバッタ

 板橋町、工業団地公園、ジャノメチョウ、赤いバッタ(幼体)。

 フランクル『夜と霧』再。


8月03日

ショウジョウトンボ

 三浦哲郎随筆集『下駄の音』初見読了。
 牛久アヤメ園でショウジョウトンボ撮影。ニコンのピント合わせのスピードが快感。OLYMPUS E-510でこれまで悩まされていたのが悪夢のように思われる。
【写真データ】Nikon D90 レンズ AF Zoom-Nikkor 70-300 焦点300㎜(35ミリ換算450㎜) 1/320秒  f/8 ISO 200


8月02日

ネット


8月01日

ネット

 三浦哲郎の「メグレ好き」について。



7月31日

利根川


7月30日

ササグモ

 


7月29日

 霜山徳爾『人間の限界』読了(再)。

 参院特別委、山本太郎の質疑、かれらしく原発、放射線量の話を絡めた。自身の主意書への安倍の回答「仮定には応えられない」を引用、論議されている法案は多々「仮定」の上でなされていることを指摘。最後は「安倍さんの責任転嫁の応答を聴いて終わります」と皮肉った。テレビ視聴者を色濃く意識しての質疑。言葉も明瞭。次に質疑に立った新井広幸(改革)の安倍へのおべんちゃらがいっそう見苦しく薄っぺらだった。安倍が特に目新しいことを言ったのではないにもかかわらず、自分の質疑が国民の理解に役立ったと発言するなど、いい加減で思い上がりも甚だしく。

 ヤマトタマムシがテラスに立ったおれの眼の前を横切っていったよ、45度に尻を下げて、おぼつかなげな立ち泳ぎみたいに飛んで。


7月28日

 《ゼロベース思考は有効な思考法であるのだが、なかなか取り入れられない面もある。その理由として ①白紙から考えることは大きなエネルギーを要する。自らの立場も白紙に戻すだけの気力が必要である。②今まで上手く出来てきたのだから、同じ方法で出来るはず。大きな成功の経験をしている者ほど、現在の方法を変えたくない。》

 カメラ用バッテリ着。


7月27日

 「孫がデモに連れていかれ、熱中症で死んだ」という写真付きのツイート、50代の男か、アカウントを見ると精神年齢の低さ歴然。きょうになって写真の子の本当の親がツイート、たちまちデマが証明された。


7月26日

 ことしはとうとう龍ケ崎の祇園祭(24、25、26日)に繰り出すことができなかった。自転車には乗れる、と試みるも、左足でこぐことができるのみ、その後、右足首激痛。カメラバッテリAmazon注文。


7月25日

 安保法案について文学者団体の反応はいまひとつ見えてこない。25日になって日本民主主義文学会・詩人会議・新日本歌人協会・新俳句人連盟の4団体が反対表明。


7月24日

 ニコンD90ボディ中古、ワンダーレックスにて。シャッター数1300で意外の少なさ(D90はシャッター耐久回数10万回)。出かけるようになったら撮影に、として購入したが、右足の痛み強くなり‥‥。龍ケ崎は夏祭りだが、宵、強い雨で出鼻をくじかれた格好、のち雨やむ。

 バイク保険、あいおいニッセイに解約申し入れ。ここのところ毎年保険料高騰、どこの保険会社も保険料が上がっているというが、調べればほぼ同一条件で、ネット割引や証券非発行などの選択をすれば、保険料が二分の一以下になるところもある。20等級、ゴールド、事故なし。


7月23日

 最近、最高裁の建物に、ふだんはない星条旗が掲げられている。米の最高裁長官が来日中でということらしいが‥‥。
 21日の生活の党定例記者会見で、玉城デニー幹事長が記者団にこんな話をしている。「安保法制の本質、米国に頼まれてという話しですが、今私ももう一度この間の様々な文書を参考に調査をしています。時系列で言うと、最初に2010年8月に出された第3次アーミテージ・ナイ・レポート、その中には安保法制の骨格にある要求や原発推進、TPPに参加させろ、そういうものが明確に日本への提言という形で入っています。それがまず一点。
 それから4月末に改定された新ガイドライン。ガイドラインの中にも当然ですけれども、もうその時点で安保法制の中に書き込まれている新3要件に該当する言葉がそのまま入っている。つまりガイドラインそのものも実は憲法違反のそういう流れから作られていて、これはガイドラインとして認められるべきではないのではないかと今考えています。  そして今の安保法制。本質はやはりこのアーミテージ・ナイ・レポートやガイドラインにも書いてあるとおり、南シナ海のほうの監視を日本も積極的に行うべきであるというふうなことが書かれているあたり、やはりアメリカはもう財政的にこれ以上もたないので金を出してくれる、しかも自衛隊も出してくれる日本に任せてしまおうというような魂胆ではないのかと。
 そのための集団的自衛権を行使する法案がどうしても必要で、憲法改正まで待てないというのが、実はアメリカの本音ではないかと思いつつ、今それを研究しているところです。第3次アーミテージ・ナイ・レポートとガイドラインをもう一度皆さんも読んでみたら、この安保法制との結節点が見えてくるのではないかと思いますので、ぜひ皆さんでもご検討ください。」生活の党HPより。


7月22日

 両足首の痛みは軽減しつつあるが、オンガクの《復習》は再開できず(すでに3週間)。寝ころがって本を読むのみ。食べ物などの調達はなんとかバイクで。

 「新しい高価な薬の価格には宣伝費用や効能をうたうインチキ論文作成のための医者への賄賂が含まれている、と私は疑っている」大崎病院東京ハートセンター、センター長、医学博士・南淵明宏。治療では重篤な心臓病患者に価十円の利尿剤処方。


7月21日

 羽化寸前

 安倍の安保法案のたとえ話。戸締り論から、こんどはテレビ出演で、模型を使っての火事(放火)で説明。ひとをバカにした話。

 【写真】ジャコウアゲハの羽化が始まったが、この状態のままサナギから抜け出せず‥‥。


7月20日

 6月30日にメモした、ジャコウアゲハの幼虫との交尾の所作はめずらしいことでもないらしい。きょうもサナギになるべく場所を物色中の幼虫にオスが襲いかかり、相手を壁からハタキ落とすかっこうになったのを見る。ひょっとすると、メスが少ない(羽化の絶対数が少ない)ということはないのか。すくなくとも自宅で見る限り、おととしはサナギが全滅の状態だったし、去年は産卵さえなかった。ことしはサナギのままで終わる個体が目立つ。

 この夏はメダカの孵化も見たいものだ。


7月19日

 イチモンジチョウ3匹目の羽化。いずれもウグイスカグラの枝で、サナギに気づいていたのは1匹だけ。

 「真の語り手は、語る内容を理解させることしか考えない。しかし、虚栄者は、語る内容を利用して実は自分を見せるために語る」霜山徳爾。左足傷み引き換えたところへなにやら虫刺され、足指が腫れる。足首から腫れているところへ、もうひとつ腫れが加わる。そして右足首が傷みはじめる。


7月18日

 けさイチモンジチョウ、ウグイスカグラで羽化、2匹。


7月17日

 飼育箱でサナギ化したジャコウが羽化。飼育箱では、すぐさまオスに絡みつかれることもない代わりに、刺激がなさ過ぎて飛び立つのも遅くなりがち(=この何年かの観察での感想のひとつ)。


7月16日

 【スペッキヲ46号】尾武一介(おぶ いちすけ)「書籍館の片隅 ―誰楽畫屋骨董帖18―」贋作を描く男と、偽の落款を捺してその絵を売り払う兄など、登場人物のキャラクターの色分け、心理描写巧みで、映画を見るような楽しさ。物語半ばで明治18年7月の隅田川氾濫を絡めた展開。タイトルは、内容にふさわしいとは思えない。
 西村眞「現金輸送車」は、<いつか小説を書いて世間をあっと言わせたいという夢>を持っている若いころの<私>を描いているが、人助けの話へのめり込み、小説として落とせぬところを素通り(ありえない)。他人にいかにもあっさりと仕事の話、身の上話をまくしたてる女性店員にもリアリティなし。書いている本人が自己陶酔している。活字にする前にだれか一声かけてやれるひとがいればいいのに。


7月15日

 朝から左足首激痛。ジャコウ羽化2匹、いずれも♀。羽化率は低い。委員会、安保法制採決。


7月14日

 ジャコウアゲハの卵

 銀色のメダカ

 けさ、めずらしいこと2件。
 ジャコウアゲハの産卵のようすを見ていると、彼女たちにはウマノスズクサが見えているのだろうかという疑念がわく。見分けがつかずまよっているふうに見えるのは、外敵を警戒しての一種のカモフラージュか。そうして、ときにはまちがってウマノスズクサ以外の植物に産卵することもあるのではないか。写真はけさ自宅庭で撮ったもの。ウマノスズクサの中に生えている、丈は短いが根から根をつなげてはびこる屈強な草。幅3ミリ強。

 めずらしいこと、もうひとつは近くの用水堀、群れの中で1匹だけ銀色のメダカ(2センチぐらい)を採集。おまけつきでヒメダカふうのメダカも1匹。

 ネットで検索すると‥‥■幹之メダカ(ミユキメダカ)■主に頭から尾ひれにかけて、背中の部分が光り、背中全体に光が入っていれば超スーパーなどと呼ばれることもある。
 もうひとつ‥‥■ヒカリメダカ■突然変異で目の縁や腹にある虹色素胞が背中に移り、背が光に反射するメダカ。背びれと尾びれの形が普通種と異なり背びれは尻びれと同じ形をし、尾びれはひし形をしている。← こちらに該当か。突然変異で、光り方のほかにひれの形がこんなふうに定まっている(らしい)ところも不思議な話だ。

 6月末にヤマハミュージックメディアにメールした、楽譜の間違いなど誤植、編集ミス、計4件について、同出版部から返事。著者に確認するのに手間取ったとか。


7月13日

 商品券1000円3枚、94%で換金。


7月12日

 駐輪場/つくばみらい市

 午前4時半、ヒグラシ。


7月11日

 穴からお出まし‥‥/庭

 岩手の中学生の自殺、《町教育委員会は10日、記者会見を開き、××教育長が「いじめがあった可能性がかなり高い」として謝罪》などという通り一遍の記事を読むと、教育委員会の責任逃れ芬々として、腹では「なんでワシが謝らんといかんのだ」と憤慨しているのではないかと勘繰ってしまう(記事の書き方に負うところあり)。自殺者の日記、生徒の証言などもすでに出ている。第三者委員会を立ち上げて経緯をつまびらかにするとのこと。
 弟の遺書に思いをはせる。


7月10日

 ヤマユリ/坂田ガ池

 坂田ガ池。ヒグラシの声。ヤマユリ。「最近の政治家の言葉遣いに思う」東京、平河克美(作家・立教大特任教授、1950生れ)


7月09日

 11時すぎ、ナガサキアゲハ羽化、♂。
 サナギから羽化まで16日。


7月07日

 《Twitterをやってて、脳が一気呵成に書き終える文章の文字数が減っているのを実感する。それは、スマホで文章を書くことが常態化したこととも関係がある。打てる文字数/毎秒が減ることで、思考のスピードが遅くなるのだ。》

 「脳が書く」という言いまわしで、思考のスピードに結び付けている。言葉を文字化するスピードがそのまま思考のスピード(という言い方も曖昧だが)に置き換えられると考えているらしいが、文字の打ち込みに慣れていない、あるいは打ち込みが不得手なら、そんなふうに考えるかもしれない。言葉を選ぶのではなく、文字を選ぶのに労力を費やすならば仕方がない。ブラインドタッチでタイピングできるくらいに文字打ち込みに慣れれば、「思考のスピード」などは問題にならない。かつて和文タイプを打っていた経験から言えば、文字を打ち込む(書く)瞬間瞬間の手間ひまというのは、実は大事で、文章の組み立てがかえって濃密になったり、文章が「走る」のを抑える、という有効な面もあるはず。新聞記者だったヘミングウェイは、手慣れたタイプでなく、わざわざ鉛筆を使って創作したという。かれは机に向かって「立って」書く。
 上のツイッターは「実感」ではなく、誤った思い込みにもとづく錯覚かもしれない。

 ジャコウ、昼過ぎ羽化♂


7月03日

 MD整理3日目。午後MDデッキS40、1年何ヶ月ぶりかで録音機能復活。夜、再生のみのS39、すべての機能が復活。こちらは何年かぶり。うっかり各種編集のボタンを押して、そのたびMDが取り出せなくなり、シャーシーのビスをはずすはめになっていたのに。


7月02日

 家周辺でメダカが生息していないか、ちょっとその気になって探し、とある用水堀で影をひとつ見たのが去年の秋。そして改めて群れを確認(ドジョウの姿もあり)、道路際からあぜ道をたどっていくと、葦の間に大量の稚魚。用水堀は用が済めば水量激減、せっかくの生きものも生きながらえぬ。無策無謀、毎年それを繰り返しているらしい。別の用水堀でだが、こんなところにザリガニ以外に魚がいるわけがないと、農作業する人さえ決めてかかっていた。そこではモツゴ、メダカ、ドジョウのほか、フナの稚魚も。この十年ばかりの間にここで生きものが浮いた年もある、たぶん農薬のせいで。


7月01日

 MDの整理始める。録音したままで聴き返していないものが相当ある。いまさらだが、Blank Discをふやす。



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